機能別組織のメリットとデメリットとは?事業部制組織との違いを確認しよう!

  • 2019年5月14日
  • 2020年1月2日
  • 組織論
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会社を設立して以降事業規模が大きくなるにつれて、事業を円滑に行うために組織構造を設計する重要性が増してきます。

機能別組織や事業部制組織、マトリックス組織など、会社の組織形態には様々あります。

それぞれの組織形態によって、メリットやデメリットは異なるため、最終的には経営者の判断によってどの組織形態が良いかを決める必要があります。

今回の記事では、機能別組織のメリットとデメリットをメインにご紹介します。

機能別組織のメリットとデメリットを知りたい方や会社の組織構造をどうするか悩んでいる方に必見の内容です!

事業部制組織のメリットに関しては、下記の記事をご参照ください!

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機能別組織の簡単なおさらい

機能別組織とは、 業務内容に応じて編成する組織形態です。

具体的には、「製造」や「営業」、「財務」などの機能ごとに組織を細分化します。

機能別組織は、単一事業を狭い範囲で行う中小企業の多くで採用されています。

製品や地域別に部門を編成し、各部門で製造や営業の機能を持つ事業部制組織とは、ある意味正反対の組織形態であるといえます。

機能別組織のメリット

機能別組織を編成すると、主に下記3つのメリットを得られます。

メリット①:専門性を発揮しやすい

機能別組織最大のメリットは、何と言っても「専門性」を発揮しやすい点です。

機能別組織では、営業なら営業、製造なら製造という形で、各々の部署が自分たちの業務内容のみを行います。

一つの業務に特化して仕事を行うため、その分その仕事内容に対するスキルや知識が熟練しやすいです。

一つの業務に熟練したスペシャリストが育ちやすいため、各部門で専門性を発揮しやすくなります。

たとえば町の小さな工場には、大手企業の人材顔負けの優れた技能を持った方が少なくありません。

そのような優れた技能を持てるようになるのは、日々自身の業務に集中して取り組める機能別組織の環境があるからこそなのです。

専門性の発揮により生産性の向上や独自の強みを確立しやすい点は、機能別組織の大きなメリットです。

メリット②:規模の経済性が働きやすい

機能別組織における二つ目のメリットは、規模の経済性が働きやすい点です。

規模の経済性とは、生産量や事業規模が拡大するに伴い、製品一個あたりの生産コストが減ってくる現象です。

機能別組織では、製造部門が全社的に必要となる原材料などをまとめて大量発注し、それを基に部門全体で一気に製品を製造することができます。

それにより、事業を拡大するにつれて規模の経済性を発揮できるようになるのです。

メリット③:経営陣は大局的な意思決定を行いやすい

機能別組織における三つ目のメリットは、経営陣が大局的な意思決定を行いやすい点です。

事業部制組織が各事業部に権限を移譲する特徴を持つ一方で、機能別組織では経営陣に権限が集中するという特徴を持っています。 

そのため経営陣は、製造や財務、営業、マーケティングといったあらゆる部門の状況を考慮した上で、全体最適を実現できるような意思決定を行えます。

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