ネットワーク外部性とは?意味や具体的な例を解説!

アプリやソフトウェアをはじめとしたIT製品では、品質のみならずネットワーク外部性によっても製品の価値が左右されます。

ネットワーク外部性に留意しないと、自社製品よりも品質や性能が劣る他社製品に競争で負けてしまう可能性があります。

今回は、そんなネットワーク外部性について、意味や種類、具体例を分かりやすく解説します。

また、ネットワーク外部性を踏まえた上で、市場での競争に勝ち抜く実践的なノウハウもご紹介します。

ITに関わる分野でビジネスを行う方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

ネットワーク外部性とは?ネットワーク外部性の意味

ネットワーク外部性とは、同じ商品やサービスを利用する顧客が多いほど、商品・サービスを利用する顧客が得られる効用が高まる現象を意味します。

簡単にいうと、利用者が多いほど製品やサービスの価値が高まる現象がネットワーク外部性です。

ネットワーク外部性の種類

ネットワーク外部性には、「直接的効果」と「間接的効果」の2種類に分けられます。

この章では、それぞれの具体的な効果を説明します。

直接的効果

ネットワーク外部性の直接的効果とは、利用者数の増加自体が、利用者が製品から得られるメリットを高める効果を意味します。

たとえば、電話の通信サービスに加入する人が多くなるほど、利用者は「通話できる相手が増える」という直接的効果を享受できます。

間接的効果

ネットワーク外部性の間接的効果とは、ある製品の利用者数が増加することで、その製品に関連する製品の種類が増えたり、価格の低下、品質の向上など、間接的に利用者にとってのメリットが増える効果です。

たとえば、あるゲーム機の利用者数が増加すれば、ゲームソフト会社はそのゲーム機で利用できるソフトを優先的に製造・販売するようになります。

ゲーム機の保有者が増えるほど遊べるゲームソフトが増えて、利用者の遊びの幅が増えるという間接的効果がもたらされます。

ネットワーク外部性の具体例

ネットワーク外部性について理解を深めるために、具体的な例を2つお伝えします。

身近な例として「メルカリ」、少々専門的な例として「VHS規格」の2つを紹介するので、ぜひご自身に適した例を参考にしてください。

具体例①:メルカリ

近年のサービスにおいて、最もネットワーク外部性が顕著に見られたのが「メルカリ」です。

ご存じない方のために説明しておくと、メルカリとはインターネット上で手軽に商品の売買を行えるフリマアプリです。

利用者が少ない場合、売り手にとっては商品の販売相手が少なく、買い手にとっては購入できる商品のバリュエーションが少ないため、メルカリはあまり魅力のないサービスです。

しかし利用者が増えるほど、売り手側から見た販売相手は増え、買い手にとっては購入できる商品の種類や数が多くなるため、利用者がメルカリから得られる価値は高まります。

ネットワーク外部性の効果により、「利用者が増える」→「サービスの利用価値が高まる」→「利用者が増える」という好循環が生まれたことで、結果的にメルカリは短期間で急速に利用者を増やすことに成功したのです。

具体例②:VHS規格

ネットワーク外部性により市場内でのシェアの奪い合いに勝った事例として有名なのが、VHS規格です。

VHSとは、日本ビクターが1976年に開発した家庭用ビデオ規格の一つです。

1970年代当時、家庭用ビデオ規格をめぐっては、VHSとソニーが開発した「ベータマックス」が激しい市場シェアの奪い合いを展開していました。

性能自体ではベータマックスがやや優れていたものの、最終的にはVHSが市場シェアの奪い合いを制しました。

品質面でやや劣るVHSが競争を制した理由は様々ありますが、大きな理由の一つと言われているのが、VHSの普及の早さです。

ベータマックスよりもいち早く市場で普及したことで、VHSはレンタルなどの面で利用者が得られる利便性を高めることに成功しました。

その結果、利便性の高いVHSを選ぶ利用者が圧倒的多数となり、市場シェア競争に打ち勝ったのです。

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ネットワーク外部性を活かして市場で勝ち抜く方法

ネットワーク外部性がある商品やサービスでは、利用者が増える(≒市場シェアが高くなる)ほど、消費者にとってはその商品・サービスを利用した方が利便性は高くなります。

そのため、競合製品に対して利用者数(市場シェア)で優位に立てれば、雪だるま式に利用者が増えます。

つまりネットワーク外部性の働く市場では、いち早く競合よりも新規顧客を多く獲得することが、勝ち抜く上で最も重要となるのです。

たとえ性能や品質で競合よりも劣っていても、新規顧客を増やせば商品やサービスの価値が高まります。

その結果、高性能・高品質の競合製品に打ち勝つことができるわけです。

したがって、ネットワーク外部性の働く市場でビジネスを行う際には、新規顧客を競合よりもいち早く獲得する戦略に注力しましょう。

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ネットワーク外部性のまとめ

今回お伝えしたとおり、必ずしも性能面で劣っているからと言って、競合に負けるとは限りません。

ネットワーク外部性の働く市場ならば、いち早く新規顧客を増やすことで、大手が販売している高性能の製品やサービスに勝てる可能性は十分あります。

特にIT製品やインターネット上のサービスでは、ネットワーク外部性が働きやすいため、新規顧客の獲得を重視しましょう。

なお新規顧客を素早く獲得するには、AIにより新規顧客の開拓を自動化できるGeAIneのサービスがオススメです。

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