中小企業診断士クラゲの経営学・マーケティングラボ

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【中小企業診断士】財務会計で合格点を取る勉強法〜オススメの参考書もご紹介!〜

中小企業診断士の財務会計

中小企業診断士の1次試験科目の中でも、多くの受験生が苦手としているのが「財務会計」です。

財務会計の点数が足を引っ張ったが故に、1次試験に合格できなかったという方は毎年一定数出てしまいます。

そんな多くの受験生が苦手とする財務会計ですが、正しい勉強法を取り入れれば、50時間〜100時間くらいの勉強で十分合格点(難化した年でも50点くらい)を狙えます。

実際自分は独学で財務会計を勉強し、易化した年とはいえ80点を取れました(過去5年分の過去問演習でも70点前後は取れていました)。

今回の記事では、つい先日中小企業診断士の資格を独学で取得した自分が、財務会計で合格点を取る最短ルートの勉強法と、オススメの参考書をご紹介します!

なお中小企業診断士試験全体の勉強法については、以下の記事で解説していますので、興味のある方は見てくれると嬉しいです。

business-kurage.hatenablog.com

中小企業診断士試験における「財務会計」とは?

中小企業診断士試験で出題される財務会計とは、一体どのような科目なのでしょうか?

すごくざっくりいうと、「会計」と「財務」に関する問題が出題されます。

まず会計ですが、原価や利益などの計算や、利益率や回転率などの経営状態を分析する指標を算出する問題が出題されます。

一方で財務では、株式の収益率や企業価値などを計算する問題が出題されます。

あくまで個人的なイメージですが、会計分野はひたすら暗記する事項が多い一方で、計算自体は単純な問題が多いと感じました。一方で財務分野は、暗記自体は少ないものの深い理解力や計算力がなければ解けない問題が多いように感じました。

STEP1:簿記3級のテキストを斜め読み

これ以降は、具体的に財務会計の勉強法を、3つのステップに分けて解説します。

ステップごとに順番に勉強を進めれば、最短ルートで財務会計で合格点を取れるレベルに達するでしょう。

会計や財務を勉強したことがない方は、 まず初めに「簿記3級」の勉強から始めるのを強くオススメします。

中小企業診断士の財務会計では、簿記2級レベルの会計知識やファイナンスの知識を問う問題が出題されます。

損益計算書や貸借対照表を理解できないレベルでは、そもそも診断士のテキストに書いている内容を理解できないと思います。

テキストを理解できない状態で勉強していては、中々問題を解けるようにはなりません。 

なので財務会計の初学者の方は、まずは「簿記3級」の勉強から始めるのがベターです。

一見遠回りに思えますが、最初に簿記3級の勉強をしておけば中小企業診断士の勉強をスムーズに進められるため、かえって近道となります。 

簿記3級の勉強をすべきとは言ったものの、帳簿の書き方まで覚えたり、実際に検定を受ける必要はありません。

あくまでP/LやB/Sの基本的な読み方を理解できるようになれば良いので、テキストを斜め読みすれば十分です。

自分の場合は、「スッキリわかる日商簿記3級」を中古で購入し、約10時間で簿記3級レベルの基礎知識を身につけました。

このテキストではユニークなイラストやストーリー付きで、会計の基礎知識が分かりやすく紹介されています。

最初から最後まで読み進めていけば、財務諸表の基本的な読み方を着実に理解できるのでオススメです。 

早い人で5時間ゆっくり読んでも15時間くらいで終わると思うので、ぜひ簿記から勉強してみてください。

STEP2:TACのスピードテキストとスピード問題集で基礎固め

簿記3級の知識を習得したら、いよいよ中小企業診断士の財務会計の勉強に取り掛かります。

自分的には、TACが出しているスピードテキストとスピード問題集を使って勉強するのがオススメです!

スピードテキストとスピード問題集は過去問の傾向を踏まえて作られており、財務会計で出題される分野の知識が厳選して掲載されています。

そのため、二つの教材を使ってインプットとアウトプットを繰り返し行う事で、着実に財務会計の科目合格に近づけます。

具体的な勉強法としては、まずスピードテキストで覚えるべき知識や公式を覚えて、その次に覚えた知識を活かしてスピード問題集の問題を解くのがおすすめです。

あらかじめ簿記3級の知識を習得しておけば、あまりつまずかずにスムーズに勉強を進められると思います。

スピードテキストとスピード問題集を2~3周した時点で、科目合格(60点以上)を狙えるだけの基礎力は十分身についているはずです。

  • スピードテキスト

  • スピード問題集

STEP3:過去問演習と苦手分野の復習

スピードテキストとスピード問題集による学習を進めていき、試験一ヶ月前くらいになったら過去問演習に取り掛かりましょう。

年度によって難易度や出題傾向が変わるので、過去5年分を解くのがおすすめです。

大事なのは過去問を5年分解いて、自分の苦手分野や忘れている分野を把握する事です。

なるべく苦手分野や忘れている分野は持っていない方が良いので、苦手分野は重点的に復習しましょう。 

また過去問を解くに際しては、実際の試験感覚を掴むのも重要です。

財務会計の試験ではたくさん計算する必要があるため、対策していないと時間切れに陥りやすいです。

あらかじめ時間を計って財務会計の問題を解き、時間内に終わらせるように問題を解けるようにする必要があります。

財務会計の勉強法についての解説は以上になります。

財務会計は多くの中小企業診断士の受験生が苦手としている科目です。

つまりこの科目を苦手としないだけで、中小企業診断士の合格に大きく近づくことができるのです。

アドバンテージを取るためにも、財務会計の科目は特に重点的に勉強しましょう!

中小企業診断士の財務会計に関するまとめ

今回は中小企業診断士の財務会計に関して、試験概要や勉強法をご紹介しました。

財務会計の科目に関しては、とにかく基礎から始めるのが重要です。

ですので、財務や会計分野を勉強した経験がない方は、簿記から勉強を始めましょう。

そして実際に財務会計の勉強を始めたら、テキストによるインプットと問題集によるアウトプットをバランスよく行うのが大切です。

今回ご紹介した勉強法で、中小企業診断士の合格に1歩でも近づいてもらえれば幸いです!