単利と複利の違いとは?計算式についても解説!

投資や資産運用を行う上で、最も重要な概念の一つが「単利」と「複利」です。

単利や複利はファイナンスや投資の基本理論であり、知っているかどうかが投資の成否を分けると言っても過言ではありません。

そこで今回の記事では、単利と複利について計算式やその違いを分かりやすく解説します。

これから金融商品への投資をはじめたい方や、ファイナンスの基礎を学びたい方は必見です。

単利とは

単利とは、投資した金額(元本)にのみ利子が発生する仕組みです。

たとえば投資資金が100万円で利率が1%の場合、常に得られる利息は1万円で固定となります。

単利の計算式

単利の投資商品で得られる元本と利息の合計(元利)は、下記の計算式で求めることが可能です。

元利 = 投資資金×(1+年利×運用年数)

たとえば元本100万円で年利(単利)が1%の商品を2年間運用した場合、2年後の元利は下記の通り計算できます。

  • 元利(複利) = 100万円 × (1 + 1% × 2年) = 102万円

毎年1万円ずつもらえるので、当然5年後の元本と利息の合計は102万円となります。

複利とは

複利とは、投資した金額と途中で発生した利子の合計金額に利子が発生する仕組みです。

複利の計算式

単利の投資商品で得られる元本と利息の合計(元利)は、下記の計算式で求めることが可能です。

元利 = 投資資金×(1+年利)^運用年数

上記計算式の「^」は、べき乗を表します。たとえば3^3ならば、3を3回かけるので27となります。

たとえば元本100万円で年利(複利)が1%の商品を2年間運用した場合、2年後の元利は下記の通り計算できます。

  • 元利(複利) = 100万円 × (1 + 1%)^2 = 102万100円

元本と運用年数は同じであるものの、一年目の利息にも利息が加算された結果、単利の場合と比べて得られる利益が増えました。

単利と複利どっちが良いの?

上記で計算した通り、同じ金額を投資するにしても複利で運用した方が得られるリターンは大きくなります。

したがって、金融商品に投資する際には、外債や元利自動継続型の定期預金など、複利で資産を増やせるものを選ぶのがオススメです。

反対に、毎月分配型の投資信託や単利型の定期預金などで投資すると、複利効果を得られずにリターンは小さくなるので注意です。

複利の効果を高める方法

そんな複利の効果をより高めるには、下記2つの方法が有効です。

なるべく長期間投資し続ける

複利では、投資で得られた利息も新たな利息の計算に組み込まれます。

そのため、投資する期間が長引くほど利息を計算するときの金額が大きくなり、利益の増え幅も大きくなります。

複利で大きく儲けたい場合は、早い時期から投資をはじめ、それを長期間続けましょう。

利息が短いスパンで発生する金融商品を選ぶ

一口に複利型の商品と言っても、利息がどのくらいのスパンで発生するかは異なります。

たとえば毎年一回利息が発生するものもあれば、2〜3ヶ月に一回発生するものもあります。

前述した通り複利では、これまで生じた利益も利息計算の対象となります。ですので、なるべく利息が短いスパンで生じる金融商品の方が、長期で得られる利益は多くなります。

利率のみならず利息発生のスパンも見ることが、複利で賢く資産運用する上では重要です。

単利と複利の違いまとめ

今回の記事では、ファイナンスの基本である「単利」と「複利」の違いや計算方法について解説しました。

基本的な部分ですが、その違いを知っておけば資産運用や投資を有利に進めることができます。

少しでも多くのリターンを得るためにも、金融商品への投資では「複利」かつ「長期での投資」を心がけましょう。

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