マグレガーのX理論・Y理論をわかりやすく解説!〜モチベーションの高め方〜

  • 2019年8月1日
  • 2020年2月19日
  • 組織論
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Y理論の詳細な説明

次に、Y理論を詳しくご紹介します。

Y理論における人間観

マグレガーは、Y理論における人間観を次の通り示しています。

  • 人間は生まれつき仕事が嫌いという訳ではない
  • 人間は自分が進んで選択した目標ならば、報酬次第で自発的に働く
  • 人間は条件次第で自ら責任を負う

要するにY理論では、人は働く条件が良かったり自分の好きなことであれば、自発的に進んで仕事をすると考えています。

Y理論に基づいたモチベーション管理とその具体例

Y理論に当てはまる(条件次第で主体的になる)従業員に対しては、「目標を主体的に設定させたり権限の範囲を拡大させると同時に、魅力的な報酬を設定する」という管理手法が効果的であるとマグレガーは述べています。

具体例を挙げると、次のような管理がY理論の視点で見ると効果的です。

「従業員がチャレンジしたい仕事を主体的に行わせて、目標を達成できた場合にはボーナスや昇進という報酬を与える。」

自己実現の欲求が高い従業員に対しては、ある程度自主的に仕事を行えるような環境と正当な報酬を与えれば、モチベーションのアップにつながります。

XY理論は従業員のモチベーション向上にどう役立てるか?

ここまでX理論とY理論を詳細にお伝えしましたが、実際にはXY理論をどのように活用すれば良いのでしょうか?

マグレガーの言う通り、Y理論に基づいたマネジメントを行えば良いのでしょうか?

個人的な意見を述べると、基本的にはY理論を重視しつつ、状況に応じてX理論に基づいたマネジメントも取り入れるのがベストだと思います。

と言うのも、全ての人が自己実現の欲求ばかり持っている(やる気に満ち溢れている)訳ではないからです。

周りを見渡せばわかると思いますが、お金のために仕方なく働いている人なんて山ほどいます。

そんな人たちに主体的に仕事をしてもらおうと思っても、かえってモチベーションが下がって逆効果でしょう。

お金や生活のために働いている人がいたら、目標や仕事内容を明確に指示した方が、逆にモチベーションを高く保って働いてもらえるでしょう。

大事なのは、一人一人の従業員の性格や価値観を認識し、X理論とY理論どちらのマネジメント手法が適しているか考えることです。

X理論とY理論のどちらが優れているという訳ではなく、状況に応じて使い分けるのが大切だと思います。

マグレガーのX理論・Y理論のまとめ

今回の記事では、マグレガーのX理論・Y理論(XY理論)をご紹介しました。

マグレガーのX理論・Y理論で重要なポイントは、「嫌々仕事をする人間」と「条件次第で積極的に仕事をする人間」の二種類がいるという点です。

従業員のモチベーションを高めたいという方は、相手がX理論とY理論のどちらに当てはまるのかを見極めた上で、適切なマネジメントを行うようにしましょう。

XY理論以外にも、モチベーションのマネジメントに役立つ理論はいくつかあります。

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